Aero Parts and FRP Customize

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FRPとは?
FRPとはFiber Reinforced Plasticsの略で、Fiber=繊維 Reinforced=強化された Plastics=プラスチック
つまり、繊維で補強することによって強化されたプラスチックの事です。
軽くて、強い特性からエアロパーツをはじめ、船舶・各種タンク類・遊園地の乗り物などいろいろなものに使われております。


ゲルコートって?
一般的に白と黒があり、エアロパーツのFRP繊維の保護の為表面を覆うもの。あくまでも塗装の下地と考えるのが正しいです。ゲルコートがあることによりエアロパーツの寿命をのばし、塗装をしやすくします。
カーボン製品の場合クリアーゲルコートを使いますが、こちらもやはり塗装ベースです。新品のとき綺麗だからといってそのまま使用すると確実に製品を駄目にします。カーボンは塗装代がかからないというのは間違った認識です。

吟屋工房って?
山梨県でエアロパーツの製造販売をしております。基本的に自分が気に入った物、お客さんの熱い気持ちが伝わってきたものしか作りません。
ですから、デモ車のマイティボーイも自分の愛車です。食うため、生きる為に仕事をしたくありません。自分がわくわくできるもの、お客さんがわくわくできるものを提案しつづけたいのです。その結果それで生きていく、が理想です。
また、チューニングショップ内にある強みとして、車両丸ごとの仕上げが可能です。エンジン、足回りから外装ワンオフまで工場から車を出すことなくできます。これによって最初から仕上がりイメージをつかみやすく、予算もはっきりします。同時進行の強みで例えば足回りのセットアップと平行してオーバーフェンダー製作など無駄のない工程を組めます。


QT-Rジャケットってどうなってるの?

一番多い質問です。この製品はマイティボーイ後期(角目)専用で純正のグリルを外してそこに付けるだけでハコスカ風のフェイスが手に入ります。純正のライトの上に製品が被っていて実際ライトとして機能するのは丸4灯風デザインの外2灯部分だけです。しかし、光軸の中心部分を隠していないので、思いのほか暗くなりません。夜走っている姿はどう見ても丸4灯車両にしか見えません。但し、確認をとっていないので車検非対応と思ってください。(競技専用・イベント用パーツってヤツですね)



ロングノーズ(セルボ・ワゴンR用)ってどうゆう製品?

ボンネット先端部に貼り付けるだけのお手軽ロングノーズスポイラーです。ワンピースながらボンネットフェンダーの境目はちゃんと溝になっているので、黒く線をいれるといっそう雰囲気がでます。
フェンダーにかかる部分をマジックテープにしておけばボンネットの開閉も可能です。
基本的にショーカー用パーツです。公道での使用はお勧めしません。
違法だとはおもいませんが、合法の確認も取れておりません。
万が一、走行中に外れると事故等につながる可能性もあります。使用方法は自己責任でお願いします。
使用する両面テープや接着剤の種類や使用方法により取り付け強度も大幅に変わります。


車検について

個々のパーツについて”車検にとおりますか?”という質問を多々いただくのですが、当社製品に限らずアフターパーツ全般に各検査場、各検査官によっての判断にかなり幅があり絶対という回答をしにくい状況となっております。
基本的な部分だけ記述しておきます。

軽自動車の場合パーツの種類にかぎらず横方向へ大きくできるのは左右合計で2cm以内、これ以上は白ナンバーとなります。
これは車検証上の車幅に対しての2cmですので360ccのころの軽自動車でも最新の新規格軽自動車でも同じです。
大振りなドアパネル付サイドステップなどは結構この2cmに収まっていないものが多く車検に対応していないものが多々あります。
うちのオーバーフェンダーですと、リア1センチタイプのみ車検対応でそれ以外は競技用となっております。
ただし、1センチタイプでも取り付け方によって左右2cmをこしてしまえば、当然車検にとおりませんのでご注意ください。

フロントスポイラー、リアスポイラー類に関しては前後方向への長さの変更は車検にはなんら問題はありません。
但しこれは継続車検に限ります。新車や中古新規の場合は車検証上の数値どおりでなければ通りません。
ですからうちの製品に限らずほとんどのフロントスポイラーは中古新規にかぎり車検対応です。


カーボンについて

一言にカーボンといってもウェットカーボンとドライカーボンがあります。
まずドライカーボンはF1等にも使われている強度軽さともに文句なしなのですが、製作するには大きな炉が必要で持っている炉に入らないものは作れません。
材料も高く、設備投資も必要な為製品単価もとても高価になります。

そして、うちで作っているのはもうひとつのウェットカーボンというものです。
ドライが強度、軽さを武器にしているのに対してウェットの魅力はやはり見た目の美しさでしょう。
内装パネルなどの美しいカーボン目はウェットならではです。
よく、ウェットカーボンはFRPと強度も重さも変わらないという人がいますが、間違いです。
ドライカーボンにはとてもかないませんが、FRPとくらべるとはるかに強さもしなりもあります。
強い分薄くできるので結果的に軽量に作ることができます。(もちろん厚みを同じにしてしまえば重さも同じですが・・)
あと、大抵の工場ではFRP製品よりランクが上の樹脂を使うのでこれによってより強度も増します。

エアロパーツの修理に関して

吟屋工房では破損の大小にかかわらずエアロパーツの修理空塗装まで請け負っております。
破損の際の注意としては欠損箇所が大きいと修理代金が上がりますので極力破片は回収してきてください。
破損したままでの走行は危険を伴いますし、より破損をひどくしてしまいます。雨やほこりなどが亀裂に入りこむとこれもまた修理代金に影響します。
ワンオフのページでも触れましたが板金屋さんでのFRP修理は真似事でしかありません。
使っている材料もレベルが低すぎて話しになりません。
以前、こういった板金屋さんに材料を卸しているメーカーにどの程度の物性をもった材料なのか?と問い合わせを入れたところ本業のエアロ屋さんに使ってもらえるレベルの材料ではありません。物性についてもうちでは把握しておりません・・との返答でした。
(通常、板金塗装屋さんではエアロ屋が使うようなきちんとしたFRP材料の仕入れはできません)
破損で持ち込まれたエアロの裏を見ると以前の修理がいい加減でたいした衝撃でもないのに割れてしまっているものがたくさんあります。
一見安くあがったようでもまたすぐに割れてしまっては意味がありません。
きちんと修理したものは最低でも元と同じ、希望があれば元以上の強度で仕上げます。

よく、なるべく安く・・などという修理依頼を言われるのですが、修理の手を抜くわけにはいきませんので単純に安くというのはムリがあります。
ただし、支払総額が少しでも安くあがるための提案はできます。
たとえば、エアロの脱着は自分でやるとか、表面の塗装を自分で缶スプレーで塗ってみるとか・・
表面がひび割れだけでしたらタッチアップでうまくごまかせるものもあります。
場合によっては元デザインと多少変えてしまうことによって安く上がる場合もあります。
こちらで動いた分はどうしても金額に反映してしまいます。安く上げるためにはご協力ください。
ほんとのほんとに予算がない、けど熱意があるという方には材料の小分けも相談に乗ります。

とりあえずは早めにご相談ください。


今後も問合わせの多いものから随時追加していく予定です。

ここに無いものに関してはお気軽にメール又は電話にてお問合わせください。